蟻の駆除には気をつけよう!影響と対策について

蟻の駆除には気をつけよう!影響と対策について 撃退法
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蟻は思いがけず現れる厄介な虫です。庭に出てくると、家の中にも入ってきてしまうことがあります。

そのため、蟻を駆除しようと考える人が多いですが、庭の蟻を簡単に駆除すると、逆に問題を引き起こすこともあります。

では、どういうことなのでしょうか。蟻の駆除がもたらす影響や効果的な蟻よけの方法について説明します。

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蟻を簡単に駆除するのは避けた方がいい!?その理由

家や庭に蟻が現れると、駆除したくなるのは当然です。大切な植物が傷むのは避けたいですからね。

しかし、実際には蟻が庭の植物に悪影響を与えることはほとんどありません。木の枝に集まる蟻を見かけることがありますが、彼らは木を食べているのではなく、木の中に住んでいるだけです。

お庭にとって本当に危険なのは、アブラムシなどの害虫です。もしアブラムシが植物についていたら、早めに対処した方がいいでしょう。

蟻を簡単に駆除すると、逆にお庭に悪い影響を与えることがあります。小さな蟻ですが、実は昆虫の中では捕食者としての役割を持っています。

蟻は毛虫などの植物を食べる虫を捕まえて食べるため、蟻を駆除するとその毛虫が増えてしまうこともあります。だから、簡単に蟻を駆除するのは避けた方が良いのです。

それでも蟻を何とかしたい場合は、どうすればよいのでしょうか。次の章では蟻よけのグッズについて説明します。

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蟻よけを使うメリット

以前にも説明したように、蟻を無理に駆除すると、逆に悪い結果を招くことがあります。しかし、放っておくと蟻が家に入ってくることもあります。

そんな時には、蟻よけグッズを試してみると良いでしょう。これは蟻を駆除するのではなく、寄せつけないための道具です。蟻よけグッズを使うことで、入ってほしくない場所への侵入を防げます。

この方法なら、お庭の環境を保ちながら蟻の被害を防ぐことができます。

蟻よけにはどんな商品があるのか?

具体的には、どのような蟻よけ商品があるのでしょうか。ここでは販売されている蟻よけグッズをいくつか紹介します。

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天然の植物成分から作られた安全な蟻よけグッズです。ジェル状の忌避剤を使って、蟻が入ってほしくない場所に線を引くように塗ります。蟻だけでなく、ムカデなど他の害虫にも効果があります。

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粉末タイプの蟻よけ商品です。即効性と持続性があり、雨に流されにくいという特徴があります。有機リン剤やカーバメイト剤を含まず、無臭で安全性が高いです。

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スプレータイプの蟻用忌避剤です。スプレーなので、狭い隙間や手の届きにくい場所に使いやすいです。ハチやクモ、ムカデにも効果があり、家に常備しておくと便利です。

これらの商品はドラッグストアやホームセンターで購入できます。蟻を駆除せずに対策をしたい場合は、蟻よけグッズを利用するのが良いでしょう。

身近なもので蟻よけができる?

先ほどはホームセンターで手に入る蟻よけグッズを紹介しましたが、実はもっと身近なもので蟻を寄せつけない方法もあります。ここでは、身近にあるアイテムで蟻よけができるものをいくつかご紹介します。

コーヒーかす

蟻はフェロモンを使って仲間を呼び寄せますが、コーヒーかすを蟻の巣や通り道に置くことで、そのニオイを消すことができます。コーヒーをよく飲む方は、使った後のコーヒーかすを取っておくと良いでしょう。

チョーク

蟻はチョークに含まれる炭酸カルシウムや硫酸カルシウムを嫌うため、蟻の巣の周りや侵入を防ぎたい場所にこすりつけておくと効果的です。

レモンやミント

さらに、蟻は柑橘系の香りやミントの香りも嫌うようです。レモン汁やハッカ油を水で薄めてスプレーボトルに入れ、蟻の巣周辺や入ってほしくない場所にスプレーすると効果があります。メントールの香りのものなら、歯磨き粉などでも代用できます。

このように、身近にあるもので蟻よけができます。わざわざ商品を買わなくてもできるので、ぜひ試してみてください。

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まとめ

いかがでしたか?蟻は意外にも昆虫の中で非常に強い存在です。無闇に駆除すると、蟻が食べていた毛虫などが増えてしまい、逆に庭の環境が悪くなる可能性があります。

お庭の生態系を守るためには、蟻よけグッズを使うことをおすすめします。市販のものだけでなく、自宅にある身近なアイテムでも対策ができます。商品を買う前に、まずは試してみるのも良いでしょう。

また、手間や時間を考えると、自分でやるのが大変だと感じる方もいるかもしれません。その場合は、蟻駆除を専門に行っている業者に依頼してみてください。プロがしっかりと問題を解決してくれると思います。