ゴム製品から油性ペン(マジック)を消す方法!簡単にできる落とし方

ゴム製品から油性ペン(マジック)を消す方法!簡単にできる落とし方 暮らし
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

耐水性や耐摩耗性が高く、そうかんたんには消えない油性ペンは、様々な場面で重宝されていますよね。

特に、ゴム製品には水性ペンのインクが消えやすいため、油性ペンを使うことがよくあります。

しかし、その便利さの裏で、間違えて書いてしまったり、意図しない場所にインクが付いてしまうと、取り除く作業には困ってしまうことがあります。

そういった困った状況に対応するために、この記事ではゴム製品についた油性ペン(マジック)の落とし方をご紹介します。

こちらの方法であれば、誰でも簡単にできますし試してみる価値は十分にあると思いますよ♪

スポンサーリンク

油性マジックをきれいに消すコツ

油性ペン(別名マジック)は、その主成分がアルコールであることが大きな特徴です。

新品のマジックペンの、キャップを開けた時に感じるアルコールの香りからも、この特性が伺えます。

インクに使われているのは油性染料で、これが油に溶け込んでいるため、水に対する強い耐性を持っています。

そのため、外で使うことが多い靴やボール、段ボールなどに好んで使われています。

油性ペンに含まれる油分を踏まえると、既知の「油汚れを落とす方法」を応用することで、インクを手早く綺麗に消すことが出来ます。

今回ご紹介する方法は、以下の通り。

  • 油を溶かして取り除く方法
  • 油分に馴染ませて除去する方法
  • 摩擦を利用してこすり取る方法

これらの方法には、特に専門的な道具や材料を必要とせず、家にあるもので対応可能ですので、急に必要になった時でも安心して使えますよ。

スポンサーリンク

ゴム製品についた油性ペンの跡の消し方

油性ペンの跡は、なかなか落ちにくいとよく言われますね。
特に、ゴム製品にマーカーで書いてしまった場合、どうやって消せばいいのかわからず、結局諦めてしまう方も少なくないでしょう。

でも、実は以下の方法を使えば、ゴム製品についた油性ペンの跡をきれいに消すことができるんです。

  1. 柑橘類の皮を使った消し方
  2. マーガリンやバターで消す方法
  3. 灰を活用して消す方法
  4. 消しゴムを使って消す方法
  5. メラミンスポンジを使った消し方
  6. エタノールや除光液を使った消し方

①柑橘類の皮を使った消し方

まずおすすめするのは、柑橘類の皮を使った方法です。

柑橘類に含まれている「リモネン」という成分が、油を分解する作用を持っているため、油性ペンのインクもしっかりと落とすことができます。

この方法なら、食品由来で安全なので、安心して使うことができますよ。

【準備するもの】

  • 柑橘類の皮(レモンやオレンジなど)
  • 布やタオル

【手順】

  1. 柑橘類の皮の外側を使って、インクがついた部分を優しく擦る。
    (皮から少し汁を出しながら擦るとより効果的)
  2. 皮の白い部分で再び擦り乾いた布で拭き取る。

②マーガリンやバターで消す方法

次に紹介するのは、マーガリンやバターを使った方法です。

「油は油で落ちる」という原理に基づいており、油性ペンのインクも油性の物質とよくなじみ、落としやすくなります。

柑橘類の皮と同じく、これらは身体に触れても安全なものなので、心配なく使用できます。

【準備するもの】

  • マーガリンかバター
  • 中性洗剤(食器用がおすすめ)
  • ぞうきんやタオル

【手順】

  1. 汚れた部分にマーガリンやバターを塗り、優しく円を描くようにこする。(つけすぎに注意)
  2. きれいなぞうきんで汚れを拭き取る。
  3. 薄めた中性洗剤で拭き上げる。

③灰を使って消す方法

次にご紹介するのは、ご家庭にある線香などの灰を使った油性ペンの汚れを落とす方法です。

灰に含まれる炭酸カリウムが洗浄効果を発揮し、油性ペンの跡を除去できるんです。

手軽に手に入るもので汚れを効果的に落とせるのが大きな魅力です。

【準備するもの】

  • 線香などの灰(少量でOK)
  • 布やぞうきん

【手順】

  1. ぞうきんを水で濡らしてからよく絞り少量の灰を乗せる。
  2. 汚れがある部分を灰がついたぞうきんで優しく磨く。
    (力を入れず軽く円を描くように)
  3. 汚れが落ちた後水でしっかりと拭き取る。

消しゴムを使って消す方法

表面がツルツルなゴム製品には、消しゴムを使った消し方が有効です。

時間は少し掛かるものの、製品を傷めたり色が褪せたりする心配がないので、大切なゴム製品を傷つけたくない時にはぜひ試してみてください。

【準備するもの】

消しゴム

【手順】
汚れている箇所を消しゴムで丁寧にこする。
じっくりと根気よく続けることがポイント。

※汚れが思うように落ちない場合は、一度油性ペンで軽くなぞってから、再び消しゴムでこすってみると良いでしょう。

この一手間が汚れを落としやすくします。

メラミンスポンジを使った消し方

キッチンやバスルームの掃除でおなじみのメラミンスポンジは、ゴム製品についた油性ペンの跡を消すのにも大変効果的です。

洗剤を使わずとも、水だけできれいにできるのが魅力です。もしまだお持ちでない方は、試してみることをおすすめします。

【準備するもの】

  • メラミンスポンジ
  • 乾いた布

【手順】

  1. メラミンスポンジに水を含ませる。
    (余分な水分はしっかりと絞る)
  2. そのスポンジで、汚れている箇所を優しく擦る。
  3. 汚れが取れた後乾いた布で水分を拭き取る。

エタノールや除光液を使った消し方

エタノールや除光液を使った掃除方法は、油性ペンの跡をきれいに消すのに役立ちます。

これらアルコール系溶剤は、直接塗布することで布に含ませて使うよりも汚れを効果的に取り除けます。

ただ、薄いゴム製品や時間が経過して劣化したものには使用する際に注意が必要です。

材質を傷めることがあるため、少しずつ試してみてください。

【準備するもの】

  • エタノールまたは除光液
  • 乾いた布

【手順】

  1. 汚れている部分にエタノールや除光液を適量塗布する。
  2. 布で優しく拭き取る。
  3. 完全にきれいになるまで繰り返す。
スポンサーリンク

油性ペンの汚れを落とす時のポイント

ゴム製品に油性ペンで書いてしまった跡は、先に紹介した方法で落とせますが、取り扱いにはいくつか注意すべきことがあります。

主に心掛けたいのは次の2点です。

  • 強く擦りすぎないようにすること
  • 完璧には戻らないかもしれないこと

これらのポイントは特に重要です。

強く擦りすぎない

ゴム製品の特性上、形や厚みによっては、強く擦ると伸びてしまったり、薄くなったりしてしまうことがあります。

灰を用いる方法での清掃時には、灰の細かな粒子が研磨剤として機能し、傷をつけることや灰の色が残ることがあり得ます。

ゴム製品には、凹凸があったり、特別な加工がされている場合もあるため、無理に汚れを落とそうとすると、製品にダメージを残すことがあります。

そこで、綿棒や柔らかい布を利用すること、そして、変色や損傷のリスクを避けるために、目立たない場所で試すことを推奨します。

完全には戻らないことを理解する

ゴムはプラスチックやガラスといった硬質素材とは異なり、油性ペンのインクが浸透しやすいです。

そのため、どんなに丁寧に清掃しても、新品の状態に完全には戻せない可能性があることを覚えておいてください。

ただし、上から再び書き込むなどして見た目を整えることはできますし、使用上の大きな問題になることはまれですので、あまり心配しなくても大丈夫です。

スポンサーリンク

油性ペン跡が取りきれない場合

もし色々試してみても油性ペンの跡が消えない場合、「汚れを直接隠す方法」や「物理的に取り除く方法」を試すべきなのかもしれません。

汚れを隠す方法

お近くのホームセンターや大型スーパーには、革やゴム用の染料スプレーが販売されています。

油性ペンの跡が目立つ場合は、ゴムの色に合った染料スプレーで上から塗りつぶしてみてください。

ただし、スプレーは少量から始めて、乾燥後に剥がれてしまわないよう注意してください。

削り取る方法

ゴム製品が厚みを持っているなら、サンドペーパーを使って汚れた部分を少しずつ削り取ることも一つの方法です。

しかし、この方法は製品を傷つけるリスクを伴うため、ほかの方法で効果が得られなかった場合の最後の選択肢として考えてください。

スポンサーリンク

ゴム製品から油性ペン(マジック)を消す方法!簡単にできる落とし方

ここまで、ゴム製品から油性ペン(マジック)を消す方法!簡単にできる落とし方をお伝えしました。

油性ペンの汚れにはアルコールが効果的で、「油をもって油を取り除く」方法で油性ペンの汚れを対処できます。

また、柑橘類の皮を使えば、ゴム製品についた油性ペンの跡を落とすことが可能です。

油性マジックの跡を消したいあまり、大切な物を強くこすりすぎないよう気を付けましょう。

色移りに注意しながら、灰を使うなんて方法もあります。

マーガリンや油で油性ペンの汚れを落とすこともできますが、ゴムについた場合は完全にはきれいにできないこともあります。

それでも難しい場合は、最終手段として汚れを覆い隠す方法や物理的に削り取る方法が考えられますが、製品を傷つけないよう考慮する必要はるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。