パン粉なしハンバーグってどうなるの？代わりに何使えばいい？

家庭の食卓によく上るハンバーグ。
普段はひき肉、炒めた玉ねぎ、パン粉や牛乳、卵を混ぜて作りますよね。

でも、パン粉ってハンバーグやフライ以外でそんなに使わないし、家にないこともよくありませんか？

ハンバーグには、パン粉がなきゃダメなのかな？

この記事では、パン粉なしでも大丈夫なハンバーグの作り方や、パン粉を使う理由、そしていい代替品について解説します。

パン粉なしのハンバーグってどうなる？

パン粉を使わないでハンバーグを作ると、ちょっと食感が固めのハンバーグができます。
パン粉を入れて作ったハンバーグと比べてみると、少しだけ乾燥して硬い感じがするんです。

例えるなら「衣がないメンチカツ」みたいな食感。

でも、粘りが出るまでしっかりこねることで、ハンバーグを成形しやすくなったり、少し乾燥感を減らすことができます。

極論を言うと、パン粉なしでハンバーグを作るのも全然アリです。
ですが、パン粉を加えると、もっとふんわりとして食べやすいハンバーグができあがります。

パン粉をハンバーグに使う理由は、ただ量を増やすためだけではありません。

例えば、もしパン粉を使わずにハンバーグを作ったらどうなるんでしょうか？
ハンバーグを焼いている時に、肉から出る脂や旨味が逃げてしまうかもしれません。

そうなると、結局はひき肉が固まっただけのものができあがってしまうんです。
それに、ハンバーグに入れた野菜から出る水分で、形が崩れてしまう可能性もあるんです。

パン粉を入れることで、そういう野菜の水分をしっかり吸収してくれたり、肉のおいしさを逃さずに閉じ込めてくれるんです。
そうすることで、柔らかくてふんわりした食感のハンバーグができあがるんですよ。

つまり、パン粉ってハンバーグを美味しくするために、めちゃくちゃ大事な役割をしているんだってことが分かりますね。

ハンバーグにおいて、パン粉って実は味の決め手になるんです。
パン粉をちょっと多めにすると、ふんわりとしてジューシーなハンバーグができあがります。

逆にパン粉を使いすぎると、形がしっかりと保てなくなり、柔らかすぎて扱いにくくなります…。

それに加え、こんなことになるかも知れません。

実際、ひき肉とパン粉を含む材料の割合でいうと、7対3くらいがちょうどいいですね。

実は、パン粉抜きでも美味しいハンバーグは作れます。
いろいろな代わりになるものがあるので、一緒に見てみましょう！

代用できるものはこんな感じです。

たとえば、食パンは細かくしてひき肉に混ぜるだけ。
お麩なんかは、水分をよく吸ってくれて、味も邪魔しないから使いやすいです。

高野豆腐やおからを使うと、さらなる満足感も得られます。
特に高野豆腐は、細かくして使うと違った食感も楽しめるんです。

豆腐はそのままでもOK。
ボリュームを抑えたハンバーグができあがります。
さらに玉ねぎやレンコンを加えると、さらに味わい深くなります。

代替材料を使っても、しっかり肉汁を閉じ込めて、美味しいハンバーグができるんです。

あと、最近では、つなぎを使わないレシピも人気です。

塩や砂糖、水を加えてひき肉を軽く混ぜ、10分浸水させる方法で、旨味たっぷりのハンバーグが作れます。

このやり方だと、肉汁が逃げずに、つなぎがなくてもふっくらジューシーなハンバーグが楽しめますよ！

ここまで、パン粉なしハンバーグってどうなるの？代わりに何使えばいい？を解説しました。

ハンバーグって、本当にみんなから愛されている最高の料理ですよね。
パン粉の分量を変えるだけで、もっともっと柔らかくてジューシーなハンバーグが作れるんです。

それに、パン粉の代わりになるいろんな食材があって、パン粉がない時でも大丈夫なんですよ。

自宅のキッチンで手軽に作れるハンバーグは、美味しさもあってやっぱり特別な存在ですよね♪