日本の食文化に不可欠なご飯について、よく出る疑問が「1㎏の米は何合になるのか」というものです。
多くの人は計量カップで米を量っていると思います、実際の合数がどれくらいかってご存知の方は少ないのではないでしょうか?
この記事では、米1kgがどれだけの合数に相当するのか、また炊きあがったご飯の重さについて詳しく説明します。
これを読めば、米の重さが炊く前後でどのように変わるかが分かるでしょう。
1キロの米は何合と等しい?
まずは、炊く前の米の重さから考えてみましょう。
炊く前の米1合はだいたい150グラムです。
そのため、1㎏(1000グラム)の米は「1000÷150=6.666…」で計算され、約6.7合になります。
次に、炊いた後のご飯の重さに注目してみましょう。
1合の米を炊くと、出来上がったご飯の重さはおよそ350グラムです。
このことから、炊いたご飯1kgが何合か計算すると、「1000÷350=2.857…」となり、約2.9合という結果になります。
一般的にご飯茶碗1杯は150グラムから180グラムですから、覚えやすい方法では以下のようになります。
- 1合の米を炊くと、ご飯茶碗約2杯分になる。
- 炊いたご飯1kgは、大体3合の米に相当する。
- 米1kgは、約6.7合と考えられる。
米の重量を合数へ変換すると?
1㎏のお米は約6.7合に相当します。
この基準を用いて、お米の重さとそれに対応する合数、さらにはご飯茶碗での量を示した便利な一覧表を作成しました。
お米の重量 (kg) | お米の合数 | ご飯お茶碗の数 |
---|---|---|
1 | 約6.7合 | およそ16杯 |
2 | 約13.3合 | およそ27杯 |
5 | 約33.5合 | およそ67杯 |
10 | 約67合 | およそ130杯 |
20 | 約134合 | およそ260杯 |
30 | 約200合 | およそ390杯 |
この一覧表を使えば、お米の重量を合数に簡単に変換できます。
炊き上がりのご飯の重量換算すると?
炊き上がったご飯1キロはおよそ2.9合に相当します。
この基準をもとに、ご飯の重さと合数、さらにはご飯茶碗での量を示した一覧表を作成しました。
炊いたご飯の重量 | 合数 | ご飯茶碗 |
1㎏ | 2.9合 | 約6杯 |
2㎏ | 5.8合 | 約12杯 |
5㎏ | 14.5合 | 約29杯 |
10㎏ | 29合 | 約60杯 |
20㎏ | 58合 | 約116杯 |
30㎏ | 87合 | 約174杯 |
この表を用いると、炊き上がりのご飯の量を簡単に把握できますね。
お米の量はそれぞれ何日分?
お米の消費期間は、家族の人数や食事の頻度によって異なります。
例えば、1日に2回、1食にご飯1杯を食べる場合の1ヶ月(30日)の消費量を家族の人数別にまとめると…。
- 5㎏のお米(33.5合、約67杯分)
- 1人家族:33日分。
- 2人家族:16日分
- 3人家族:11日分
- 4人家族:8日分
- 5人家族:6日分
- 10kgのお米(67合、約130杯分)
- 1人家族:65日分
- 2人家族:32日分
- 3人家族:21日分
- 4人家族:16日分
- 5人家族:13日分
- 20㎏のお米(134合、約260杯分)
- 1人家族:84日分
- 2人家族:42日分
- 3人家族:28日分
- 4人家族:21日分
- 5人家族:16日分
- 30キロのお米(200合、約390杯分)
- 1人家族:101日分
- 2人家族:50日分
- 3人家族:33日分
- 4人家族:25日分
- 5人家族:20日分
この表を見れば、家族の人数に応じてお米がどのくらい持つかが一目瞭然ですね。
ただし、食べ盛りの子どもがいる家庭では、消費量が増えることも考慮が必要です。
1㎏の米は何合?炊き上がりのグラム数と人数別消費期間まで徹底解説まとめ
この記事では、1㎏の米は何合?炊き上がりのグラム数と人数別消費期間まで徹底解説させて頂きました。
とりあえず以下のことだけ覚えてしまえば、計算はかんたんになります。
- 米1kg:約6.7合
- 炊いた後のご飯:約2.9合
さらに、ご飯茶碗での量を含めた便利な一覧表も紹介し、家族人数別の米の消費期間についても触れました。
これらの知識を持っておけば、日々の食事計画や米の購入時に大いに役立つでしょう。