新幹線は何分前に並べば座れる？自由席と指定席の乗車可能時間を徹底解説

新幹線で指定席を予約すると、座席が確実に確保されますが、自由席を選ぶと座席は先着順になります。

新幹線での長距離移動では、座席に座って快適に過ごしたいと思うのは自然なことです。

自由席を利用する際に、どれくらい早くホームに到着し、列に並ぶべきかは、新幹線に乗るする時期や時間帯によって異なります。

特に、混雑期には出発の1時間前からホームで待機する方もいらっしゃいます。

この記事では、新幹線の自由席を利用する際に、どのくらい前にホームに行けば席を確保できるのか、また、出発何分前から乗車可能なのかについてご紹介します。

新幹線自由席の場合｜何分前にホームべき？

新幹線で自由席を利用する場合、座席は先着順で決まるため、希望する座席に着席するには、出発前に早めにホームに向かう必要があります。

では、ホームにはどのくらい早く到着する必要があるのか、混雑する時期とそうでない時期に分けてご紹介しましょう。

混雑期には、新幹線が非常に混み合います。

出発の40～50分前には、多くの人がすでにホームで待っているため、この時間帯に並べば自由席に座ることができる可能性が高くなります。

「新幹線の自由席乗車率が130%になった」という報道を見たことはありませんか？
これは、座席数よりも多くの人が乗車しており、多くの人が立って旅をしている状態を指します。

混雑期には乗車率が200%を超えることも珍しくありません。
これは、満席の状態でさらにその倍の人数が乗車していることを意味し、極めて混雑しています。

混雑期は、家族連れやグループでの乗車も多く、希望する席を見つけるのが難しくなります。
特に席にこだわりがなければ、30分前にホームに並べば座れるかもしれませんが、特定の席を希望する場合は、40分前にはホームにいることをお勧めします。

30分前に到着してすでに長い列ができていたら、次の列車を待つ方が良いかもしれません。

混雑期を除けば、出発の15分前にホームに到着すれば、自由席に座れる可能性は高いです。

平日は比較的空いていることが多く、座席にこだわりがなければ、一人であれば問題なく座れます。

家族や友人と一緒に座りたい場合でも、平日なら15分前で十分です。しかし、週末には念のため20分前にはホームに並ぶことをお勧めします。

指定席を予約していれば、理論上は出発の数分前でも間に合います。
指定席料金が高いのは、希望する座席が保証されているからです。
そのため、列車が出発するまでにゆっくり席を探しても大丈夫です。

ただし、時計の誤差などで予期せぬ遅れが生じる可能性もありますので、安全を期して5分前にはホームに到着しておくことが望ましいです。

時計の遅れが原因で電車に乗り遅れる可能性もあるため、余裕を持ってホームに向かうようにしましょう。

新幹線を利用する際、始発駅での乗車が車庫からの出発なのか、または前の終点駅から折り返してくるのかによって、乗車できる時間が異なります。

もし、始発駅ではない途中の駅から乗車する場合、新幹線がホームに到着後、降車する乗客を待ってからの出発となります。
降車する乗客の数にもよりますが、通常は1分以内に出発することが多いです。

しかし、駅によっては新幹線や在来線との接続待ちで、新幹線がホームに長く停車することがあります。

自分が乗る新幹線が出発前にいつから乗車できるのかは、インターネット上の時刻表で確認することができます。

時刻表には、新幹線がホームに到着する時刻と出発する時刻が記載されているので、事前にチェックしておけば、駅で無駄に長い時間待つことがありません。

自由席を利用する際は、繁忙期には特に50分前には並んでおくことで、席を確保する確率が上がります。

自由席は指定席と比べて料金が安い上に、繁忙期であっても追加料金が発生しないため、いつも人気があります。

特に初めて行く駅の場合、乗車口を探して迷わないように、早めにホームに向かうことが重要です。